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樹木医 登録番号 第2625号
田中 紘
一般に街路樹や公園木、庭園木等の樹木は、水分、温度、日照、
剪定管理等の面で、じつに劣悪な生育環境に置かれ過酷なストレスに耐えて生育しています。
強剪定で丸坊主にされた樹木の幹には腐朽部が露出し、地際にはキノコが生えているという光景は全国いたるところにみられ、最後には危険木として伐採されてしまう。これをどう思いますか?
私は樹木を無理やりに環境に適応させようとするのではなく、
樹木が自然の生理生態に沿ってのびのびと健全に生育できるようなゆとりのある環境を整備することが、そこにいる人々の心の豊かさを生み出すものと考えます。
このことを念頭に置き、「樹木の都合」と「人間の都合」のバランスを考えて樹木保全にあたり、「地域のかかりつけ医」として地域行政、関係機関と連携を取りながら微力を尽くしたいと思います。 どうぞよろしくお願いいたします。
日々、どのようにしたらお客様に満足、喜び、安心をしていただけるかを考えて、
仕事を進めるように努力しています。
樹木、お庭づくりのご相談、ご要望などお気軽にご連絡ください。スタッフ一同お待ちしています。
樹木医制度は、国民の緑に対する意識の高まりを受け、巨樹、古木等の貴重なふるさとのシンボルを保護・保全する専門技術者を養成することを目的に平成3年度に林野庁の補助事業として創設されました。
以来20数年間に樹木医として登録されている方は2,500名を超え、各地で樹木の治療、管理に活躍しています。
樹木医になるには、一般財団法人日本緑化センターが行う樹木医研修受講者選抜試験に合格し、更に2週間の樹木医研修での試験及び審査に合格しなければなりません。
※「樹木医」は一般財団法人日本緑化センターの登録商標です。
樹木医は、樹木の生理、生態、生育環境などを理解し、関連する分野を含めた科学的成果や技術・
知識を総合して業務を行います。
樹木の生命現象にはまだ解明されていない多くの事象があります。
このため、樹木医は常に知識、技術、見識の研鑽に努め、幅広い科学的な知見や経験に基づいて
樹勢の回復や健康の維持、後継樹の育成、樹木の保全に取り組んでいます。
また、診断及び治療を通して近年増加傾向にある落枝や倒木などによる人的、物損被害の抑制も
樹木医の仕事の一つです。
一般財団法人 日本緑化センター / 一般社団法人 日本樹木医会 / 一般社団法人 日本樹木医会 埼玉県支部 / 日本樹木医学会 / 一般社団法人 日本植木協会 / 一般社団法人 日本造園建設業協会 / 国立研究開発法人 森林総合研究所 / 農林水産省 / 国土交通省